2014年度ジャニヲタ活動回想記。01

 

 ジャニーズにはまり、すっかりジャニヲタになることあと数か月で2年の歳月。

 まだ2年。ジャニヲタにしてみればまだまだ新参者である。

 しかし、ひょんなことからジャニーズに興味を持ち始めてから、好きなグループに始まり、他のグループやらジュニアやら手広くやってきたもんだと我ながら思う所である。

 来る年、2015年は今年よりめっきり現場へ行く数が減ることだろう。実に嘆かわしいことだが、これが現実。

 恐らく、今年が現場入り最多件数の年になるかもしれない。実に嘆かわしい以下略。

 そもそも、ひょんなことからジャニヲタになった自分は、またひょんなことから別の物に興味を持つかもしれない。ジャニヲタを続けていくかどうかさえも分からない。

 まぁそんなことも考えつつ、ダラダラと今年の現場を振り返り、来年の現場へと意気込んでいきたいと思う所存で今年度の回想記を綴っていこうと思う。

 

・2.15 2.18『舞台 銀河英雄伝説 第四章 後編 激突』(青山劇場)

 2014年最初の現場は銀英伝

 今年2月の14・15日にといえば記録的な大雪が降った日。わたしはその時、のうのうと劇場に足を運んでいました。

 まぁ、15日の日には「さすがに帰れなくなると困る…!」と思い1幕観劇後、帰路に着きました。(とは言え自宅に帰る交通機関が麻痺していたので新幹線に乗り、仙台にいる友人宅へ2泊の避難。話すと長くなるのでこれにて割愛)

 そして18日にリベンジでようやく全貌を観たのでした。

 もともと原作の小説やらアニメをかじっていたのもありつつ、出演してた野澤さんと真田さん目当てで行ってました。

 ふたりの演技を見るのは『HOT SNOW』以来だったけれど、演じたそれぞれのキャラクターがふたりにピッタリだったので、キャラクターありきのふたりの演技はすごくよかった。キャスティングしてくれたスタッフさんGJ。

 メルカッツ提督の副官であり、彼を慕ってる野澤シュナイダーは、文字通り提督の一歩後ろにいて支えてる姿が似合ってた。

 というか、本編でもそこそこ出番のあるシュナイダー役に抜擢された野澤がすごいと思う。メルカッツ提督役の俳優さんに車で送ってもらって、色々話したとパンフレットで語っていたので、稽古中もよくしてもらったんだなぁと思った。

 野澤ってほんとにおいしい奴だな…。

 一方の真田コールドウェル。コールドウェルって誰だよ、って思ったらそんなに本編には登場してない人物らしく、そりゃ名前聞いても知らねぇわ…なんて思ってたけど、舞台を見て真田コールドウェルは引きつけられるくらいの存在感を放ってた。

 この日の真田さんの演技を目の当たりにして、「真田さんって役者気質なのね…」と思い知らされ、彼の演技には特に注目してみるようになりました。

 彼らの演技を見に行った、よりも、知ってるキャラクターを演じる彼らを見に行った、の感覚に近いです。

 あと、帝国軍の軍服を着る野澤さんと惑星同盟の軍服を着る真田さん。すごく似合ってた。あの衣装だけでも十分おいしい。

 

 ・2.18『Endless SHOCK』(帝国劇場)

 この日は昼にしょっくを、夜に銀英伝をと舞台梯子をしてました。

 初のしょっくは2階席の一番後ろ。常に双眼鏡でのぞいてました。

 何しろ初めてのしょっくで、何の予備知識もなく行ったもんですから、次から次へと舞台上で繰り広げられる事態に追いつけませんでした。

 それでも、かの有名な階段落ちやら数々のフライング、殺陣にダンスに和太鼓など、数々のエンターテイメントを凝縮したこの舞台は、本当にすごい。

 これだけの演出にあの超難解のダンス、気を抜けない演技、そして2ヵ月にもわたる舞台公演数…光一さんをはじめとするしょっくの出演者たちの体力、精神力、忍耐力その他諸々は計り知れない。

 

・4.9 4.10 4.15 4.22『滝沢歌舞伎2014』(新橋演舞場

  なんで4回も行ってんだよ(頭抱え)まぁ、この回数以上行ってる人もいるだろうな。

 4回も行けばさすがに内容やらが分かってるけれど、その日によって席が違ったのでいろんな視点で見ることができてこれはこれで楽しかった。

 3列目という近さに慄いたり、阿部さんがかっこよすぎて直視できなかったり、佐久間の色気に憤怒したり、18禁江田さんのフェロモンムンムンダンスを近場でみてやられたり、降ってくる桜と小判の量が尋常じゃなかったり…。

 一公演一公演に思い出があります。

 一番インパクト強かったのが、口上で出てきた際に深澤さんが片方の袴に両足を入れてのそのそ出てきたたことです。わたしの中で深澤さんってバカだと思った瞬間でもありました。

 

・4.22『ミュージカル ザ・オダサク 愛と青春のデカダンス』(神奈川)

 文ちゃんも室くんも内くんもみんな素敵で、見どころがあって、とても楽しい舞台だった。

 文ちゃんの歌声聞けるかな~と期待してたけど、ワンフレーズしか聞けなくてちょっと残念。でも、文ちゃん歌うまかった。ワンフレーズだけでも、しっかり聞かせてくれた。

 内くんの色男ぶりとか、文ちゃんの二役とか、室くんが室くんそのまんまっぽい…とかなんて思いつつ、オダサクはもう一回観に行きたい舞台No.1です。

 これは本当におもしろかった…。内容もそうだけど、こまかいやりとりが絶妙だったり、ナンバーの一曲一曲が印象深かったたりして、見終わった後にもう一回観たい!!!!!!って強く思ってました。

 また再演なり続演なりしてほしいです。ニッキよろしくお願いします。

 

・5.13『ABC座2014 ジャニーズ伝説』(日生劇場

 2013年の再演ということで、同じところがあったり変わったところがあったり。

個人的につかちゃんのカーチェイスシーンが好きだったのでカットされたのは寂しかったなぁと。

 それでもSnow Manが『One Step Beyond』踊ってくれて、踊りのセクシーさにやられてきました。

 

・7.2 7.3『手塚治虫作品より ミュージカル ファウスト~愛の剣士たち~』(AiiA Theater Tokyo)

 この日、つかちゃん、辰巳、もろじゅりが見学に来てた。自分の前の前の席に座ったもんだから舞台が始まってしばらく混乱してた。辰巳は頭すら小さかった…。誰かの香水のいい匂いがした。たぶん辰巳。

 貴公子様みたいな衣装のふみきゅん。なかなか見れない貴重なお召し物、にあってました。

 あと、五関様をじっくり見れるという幸せ…今までもこれからもないであろうガッツリの舞台メイクに、舞台上に立つ五関様のお姿と五関様の魅惑のお声を堪能することができた。オフィスト退場前の「ミカエル……」がそりゃあもういい声で、儚すぎて、このセリフ、というか五関様のお声を聞いたときにぶわっと鳥肌が立ちました。

 あと執事メフィスト様のお衣装がとっても素敵で、バッチリ着こなす三田さん超カッコイイ……!と思ったのでした。

 

・7.2『オーシャンズ11』(東急シアターオーブ

 行こうかなー、どうしようかなぁ…でも行きたあなぁ…と悩みに悩んでとうとう電話してチケット確保してました。さなぴ待ってろよさなぴ!

 だいぶ後後になっての問い合わせだったのに、S席の通路前というなかなかいい席だった。

 小生意気でヘタレで、でもやるときはやる!というライナスのキャラクターがこれまた真田という人物にものすごくあってて、はまり役だな~なんて思いながら見てました。

 萩安のモロイ兄弟も常にふたり一緒でかわいいのなんの。

 ラストで客席に降りる演出の際、安井さんが近くに来てローラお得意の「おっけー♥」をしてくれました。(とはいえ目の前ではなく、少し離れたところの現場を目撃)

 あの人は本当にかわいい人だし、かわいいだけじゃないんだな、って思ったのでした。

 演技、歌、ダンス、そして山本さんの破壊力満点のアドリブについていく3人。とってもよかったです。

 ちなみにこの日、佐久間をはじめとするジュニアの子たちが見学に来てたらしい。後になって知る。


・7.7『PLAYZONE 1986…2014★ありがとう!~青山劇場★』(青山劇場)

 今年の夏のプレゾンにてようやく初めてのプレゾン!!

 2010年のDVDを見始めてから、プレゾンにのめり込むようになったのは、全て翼のおかげです。

 『ダイヤモンド・アイズ』が大好きで、ようやく行けたプレゾンで、しかもトップバッターがこの曲で、プレゾンカンパニー全員でやってくれるなんて!!心臓持つか!!!???

 なんて思いながら、ドキドキしながら開演を待ちました。

 幕が上がって、『ダイヤモンド・アイズ』のイントロが流れたときには感無量でした。泣きそうになった。カンパニー全員の『ダイヤモンド・アイズ』を拝めて、幸せでした。

 そしてプレゾンの人気のひとつともいえる、メンバーとのハイタッチ会。

 みんな気前よくハイタッチしてくれるし、この場でしかできない体験だろうから、申し込みが殺到するのかなぁ…なんて思いました。

 自分は『FUNKY FLUSHIN'』でこっしーが来てくれた時に、テンションが上がってしまい、思わず「こっしー!!」ってオーバーリアクション気味に見ていたら、こっしーが笑いながらハイタッチしてくれました……。

 こっしーによるノブレス・オブ・リージュ……。本当にありがとう…。

 もうひとつ、『フラワー』の際に、江田ちゃんがそれはもう丁寧にファンサをしていて、自分の近くは通り過ぎてしまったのだけれども「江田ちゃん~…」って声をかけたら振り向いて手を振ってくれました…………。

 江田ちゃん優しい……ありがとう……。っていうかボソッと言ったつもりだったのだけれど、聞こえてたのだと思うとけっこう恥ずかしい。もうちょっとかわいい声出せばよかった。

 ずっと行きたかったプレゾン。ダンスに圧倒され、親しんだジャニーズソングを一緒に口ずさむ、とても素敵な舞台だったし、なにより青山劇場という素晴らしい劇場がなくなるのは本当に惜しい。

 来年のプレゾンにも参加するので、悔いの無いように楽しんでいきたいです。


・7.21『出発』(福島)

 開演前にとっつーとニッキが舞台挨拶してくれた。

 えび座の時とはまた違うとっつーの演技は、ニッキにインスパイアされたものなんだな、と後々になって知る。

 とにかく、とっつーが舞台役者やってた。とんでも長台詞をまくし立て、叫び、飛ぶ。あんなに汗だくになっていたとっつーを初めて見た。

 お父さん役の石丸さんに泣かされっぱなしで、語り口や退場する際の背中の哀愁感にぼろぼろ涙が出てきました。まさか背中で泣かされる日がこようとは…。

 役者さんってすごいな……。と、この舞台で感じたのでした。

 

02に続く。